⑤『過敏性腸症候群』の治療
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「通勤・通学途中の電車で途中で必ずお腹が痛くなる!」
「急にトイレに行きたくなってしまう…」
そんな人結構いるんじゃないですか?
そんな人はもしかしたら『過敏性腸症候群』かもしれません。
『過敏性腸症候群』とは
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『過敏性腸症候群』
(irritable bowel syndrome:IBS)とは
腸に器質的な異常がないのに関わらず、
腸管の運動や緊張の亢進、分泌機能の亢進により、
腹痛と便通異常が慢性的に持続する機能的疾患を言います。
[talk words=”私も昔からお腹が弱く、
『過敏性腸症候群』でして
通勤・通学の時に電車を使っている際は
とても大変な思いをしていました!” avatarimg=”http://shinkyu-wonder.co.jp/wp-content/uploads/2017/02/20170223194326-e1487848216816.jpg” name=”よし 院長”]
埼京線の満員電車に揺られながら
いつも降りる駅の1つか2つくらい前で
必ず限界が近づくんですよ。
時間に余裕があるときは
降りてトイレに行くんですが
満員電車なので降りるときも一苦労…
すぐお腹が痛くなって
トイレに行くので
自分が通過する駅のトイレの場所は
だいたい把握しています!笑
『過敏性腸症候群(IBS)』あるあるですね。笑
『過敏性腸症候群』の原因
『過敏性腸症候群』の具体的な原因は
未だにわかっていなというのが正直なところです。
ただ、病理として
中枢機能と消化機能の関連(脳腸相関)が重要だと考えられています。
『過敏性腸症候群』の気をつけべき10個のポイント
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- 暴飲暴食を慎む
- 食事の時間を規則正しく
- 添加物は摂らない(特に人工甘味料)
- 生物には注意する
- 体を冷やさない
- 冷たい飲み物、アルコールを飲まない
- 健康に良いからと言って生野菜ばかり取らない
- ストレスを溜め込まない
- 服用している薬をチェック
- 乳製品に注意
『過敏性腸症候群』に対する西洋医学の治療法
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緩下薬や止痢薬、消化管機能改善薬、
抗コリン薬や消化酵素薬などを投与して治療を行います。
近年では、水分バランスを調整するポリアクリル系樹脂製薬も
用いられるようになってきています。
さらに精神的要因が強い場合は
心理療法や向精神薬での治療も行っています。
ですがこれらは全て対症療法でしかないので
再発のリスクは高いですし、
そもそも治るかもわかりません。
『過敏性腸症候群』に対する東洋医学的な治療法
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心身一如の考えに立つ東洋医学の活躍が
もっとも期待される領域にある疾患の一つだと思います。
『過敏性腸症候群』に対する東洋医学的治療法(鍼灸・漢方薬治療)の
治療方針の決定の際に重要なのが
「その方の体質となぜ『』になってしまったか(原因)」です。
なぜ『過敏性腸症候群』になったのか?
原因をはっきりさせ、治療に当たることによって
根本的な治療になり、
再発率も減らすことができるんです!!
重要になってくるのは
腹筋の硬さ・腹鳴・腹痛の有無・胸のつかえ感
神経質かどうか・口内炎になりやすいかなどを
中心に聴いていき、どのような治療方針で
いくかを診断していきます。
それにプラスして何をしている時・した後に状態が
よくなるか、悪くなるか(増悪因子)などを聞いて
治療のヒントにしていきます。
例えば、お風呂に入った後に状態が良くなれば
温める・巡りを良くする治療をしていきます。
雨の日に悪化するようであれば
湿気の問題・気圧の問題を頭に入れて
治療していきます。
さらに『過敏性腸症候群』の患者さんの
二人に一人は食物過敏症が原因になっていると言われています。
食品も食品添加物も原因となりえます。
もっとも原因となるものは
乳製品と穀物です。
その原因となり得る食物を取り除いてから
治療する必要もありますね。
『過敏性腸症候群』治療の具体的な流れ
⑴『過敏性腸症候群』の原因を突き止める
②・③で得た情報を元に『過敏性腸症候群』原因を突き止めていきます。
⑵『過敏性腸症候群』の原因に従って治療方針を決めていく
⑴『過敏性腸症候群』の原因によって治療方針を決めていき、
さらに患者さんに合わせた最適な治療法を選んでいきます。
まず、最適な『過敏性腸症候群』の治療法を提案させていただきます。
⑶実際に治療を行う
『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』で
実際に行なっている
『過敏性腸症候群』に対する主な治療法を紹介します。
1.整体・マッサージ
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『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』の
『過敏性腸症候群』に対する整体・マッサージは
『下痢』の治療の時と同じように
背中やお腹、足の治療を重点的にしていきます。
特に背中の脾兪・胃兪というツボのあたりが
硬くなっていることが多いのでそこを
重点的に治療します。さらにお腹の調子を整えるために
足の三里などのツボも用いて
お腹にもアプローチしていきます。
引用:總健鍼灸治療 センター『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』では
30年培ってきた経験と知識を元に
中国の『推拿』
日本の『指圧』
アメリカの『マッサージ』を融合したオリジナルのマッサージ・指圧を駆使して
普通では届かない深層の筋肉や筋膜も緩めていきます!そして緩めた後に患者さんの体の状態を診て
歪みを調整していきます。
2.鍼灸治療
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『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』の
『過敏性腸症候群』に対する鍼灸治療は
脈やお腹、舌などを見て、
患者さんの全身の状態を的確に判断し、
ツボを選び、少数の鍼を使って患者さん一人一人に合わせた
オーダーメイドの治療していきます。
3.漢方薬
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『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』の
『過敏性腸症候群』に対する漢方薬治療は
過敏性腸症候群 | 腹満・腹痛 | 桂枝加芍薬湯 |
気鬱 | 香蘇散 | |
腹鳴・口内炎 | 半夏瀉心湯 | |
みぞおちがつかえる 神経質・ストレス | 半夏厚朴湯 |
※これはあくまで漢方薬を処方するときの
基準で絶対値ではありません。
専門の先生の指示に従って
処方されたもの用法用量を守って飲みましょう!
それと注意点として
普通の袋に入った漢方薬は
賊形剤として乳糖が含まれていますので、
乳糖が含まれていないものを取り扱っているとことに
出してもらいましょう!!
ただ、病院でよく出されるツムラなどにも含まれていますのでご注意を。
『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』で取り扱っている
漢方薬は乳糖が含まれていないものも取り扱っているので
過敏性腸症候群の方にはそういったものを処方しています。