未分類

東洋医学で改善! 自律神経失調症について

自律神経失調症とは自律神経を構成する交感神経副交感神経のバランスが乱れ体に様々な症状が生じる疾患です。

今の現代社会ではストレス社会と言われるほどストレスとなる刺激が多くその影響で自律神経失調症に悩まされている方も多いです。

そんな自律神経失調症には色々な改善法がありますが今回は『東洋医学』の考えを元に改善法を紹介していきたいと思います。

 

●原因 症状

自律神経失調症の原因は様々ですが主な原因は不規則な生活習慣、ストレス、ホルモンバランスの乱れなどが多いです。

主な症状はイライラ、動悸、不眠、食欲不信、便秘、冷え、鬱症状、多汗、ほてり、疲労感、無気力、気分の落ち込みなどです。

症状や程度はその人それぞれで自律神経の乱れをベースに様々な症状が生じるのが特徴です。

 

●五臓

東洋医学の思想で『五行』と言う考え方があります。

五行とは自然界の森羅万象を『木』『火』『土』『金』『水』の5つに分けたものです。

その中に人間の体の臓器を分けた『五臓』と言う考え方もあり体の臓器を5つに分類し東洋医学では体に生じる様々な現象や症状の原因や治療の際の考えの元になります。

『肝』『心』『脾』『肺』『腎』

『肝

循環、発散、代謝、解毒、排泄などをコントロール

気血の循環をコントロール

血液を貯蔵する役割

感情をコントロールする役割

爪や目、筋肉などにも関係

『心』

全身の血液の循環や脈拍をコントロール

脳などを介して精神活動などをコントロール

顔面、舌、脈拍、汗などに関係

『脾』

消化や吸収をコントロール

血液などを漏れ出ないように管理する(統血作用)

胃や口、唇、四肢、涎などに関係

『肺』

呼吸や体の水分の循環をコントロール

大腸、皮膚、体毛、鼻、喉などに関係

『腎』

生命力を貯蔵、体の水分代謝をコントロール

成長発育、生殖機能をコントロール

膀胱や脳、骨、骨髄、耳、毛髪などに関係

例えば『肝』の部位に異常が生じた場合肝自体の他にも体の爪や目、筋肉などにも異常が現れイライラしやすかったり五臓のバランスが崩れ『心』の部位にも異常が生じたりします。

このような考えを元に東洋医学では疾患の原因やどこに病が潜んでいるのかなどを明白にしその項目に適した『ツボ』などを用いて治療を行います。

●東洋医学で考える自律神経失調症

東洋医学で自律神経失調症を考える場合に原因になっていると考えられることが多いのが『肝』の部位です。

もちろんその人により原因の部位は異なるので全てが『肝』の部位が原因というわけではありません。

『肝』の作用に自律神経を司る作用がありこれが乱れることで自律神経にも影響が生じ様々な不調が生じるとされています。

肝の作用である気血の循環や感情のコントロールなどに異常が生じ便秘や下痢が生じたり感情がコントロールできなくなってしまったりします。

そしてこの『肝』が乱れる原因として多いのがイライラしたりストレスが溜まることです。

東洋医学の考えに『七情』というものがあり人間が感じる感情

『怒』『喜』『思』『悲』『憂』『恐』『驚』がそれぞれ五臓を傷つけるとされています。

『肝』の五臓を傷つける七情は『怒』でありイライラしたり怒りやすかったりすると肝を傷つけてしまいます。

これ以外にも季節の変わり目や食べ物などでも五臓は傷ついてしまいます。

また五臓は互いに支え合っているとされており一つが損傷するとその付近の五臓もダメージを受けてしまいます。

●東洋医学的タイプ別症状

●肝鬱気滞タイプ

ストレスなどの精神的刺激により肝の機能が衰え生理物質や気の停滞が起こります。

長期に渡って気分が塞いだり突然の強い精神的な刺激を受けたりすると起こりやすいです。

気の失調、気の停滞によりそれが情緒に影響し悪循環を形成しやすいです。

主な症状:すぐイライラする 情緒不安定 手足の冷え 頭痛 目の充血

●心脾両虚タイプ

疲労や貧血などで体に必要な気や血が不足している状態。

胃腸が弱かったり思い悩む性格であったりする方に多いです。

気や血が不足するので行動力が低下したり精神状態も不安定になります。

主な症状:動機 不眠 疲労感 めまい 食欲不振 冷え

●心腎不交タイプ

加齢やストレス過労により体の陰の成分(体液など)が不足し熱が生じているタイプ。

体の体液不足や精神の興奮により熱が生じその熱が悪さをし脳や体を鎮静することが難しくなります。

主な症状:耳鳴り のぼせ 動悸 手足のほてり 足腰のだるさ 口内炎など。

あなたはどのタイプ?《自律神経失調症の4つのタイプの特徴と対処法》『自律神経失調症』とは、 人間の命を維持している『自律神経』の乱れが原因で起こる病気です。 その『自律神経失調症』には、 症状...

 

●まとめ

自律神経失調症は多くの方が悩まされており多く治療法が存在します。

東洋医学的に治療を行うことで体への負荷も少なく自然と体を元の健康な状態にすることが可能です。

また薬などで治療をしているがあまり効果がない場合や長年悩まされている方には西洋医学とは違う方向からアプローチを行うので改善することも多いです🌱

色々な治療法がありますが『鍼灸治療』は東洋医学の代表的な治療法で体に負荷もなく行えるので自律神経失調症で悩まされている方はぜひお試しください!

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
ワンダー鍼灸・整骨院・漢方薬店
さいたま市で《唯一》の【鍼灸・整体・漢方薬】の三拍子揃った南浦和の鍼灸整骨院! ・整体...骨の歪みを整える ・鍼灸...即効性のある痛みや痺れの治療 ・漢方薬...身体の中から体質改善!! 3つを組み合わせて東洋医学の力を最大限に発揮します!