①捻挫とは?「原因編」
捻挫とは、不自然な形にひねることで関節の靭帯や軟骨が傷つくことでケガをします。
 関節部分のけっかんが傷ついて、炎症を起こすと貼れてしまうのです。
スポーツをしていると、とっさの判断などによりしてしまうケガなので、痛みを感じたらすぐに運動をやめ、治療に当たってください。
どうして捻挫がおこるの?
捻挫は、足首や脚、指などのひねりや傷によって起こる現象です。
 はれや痛みがなかなか引かない場合は、骨折や靭帯破裂の危険もあるので、的確に処置しましょう。
また、捻挫には痛みのレベルがあるので、状態とともに知っておきましょう
捻挫のレベル
 一度:痛みも張れも軽い状態。靭帯が一時的に伸びている程度
 二度:靭帯の一部が切れている状態
 三度:靭帯が完全に切れている状態、関節が不安定。
ひねったときの力の入れ具合によっては、靭帯だけではおさまり9ません。
 筋肉や腱が負傷することもよくあります。
 靭帯が強く引っ張られることで、剥離骨折を起こすこともあります。
捻挫はそのままでも直るという人を時折見かけますが、骨折や靭帯損傷のリスクもあるので、必ず治療していくようにしましょう。
②どうやったら治る?対策編
病院に行く前にしてほしいことがあります。
 ロキソニンや、冷感タイプの湿布を使うことです。

 
ですが、これはあくまでもケガが軽かった時です。
 セルフケアの範疇であれば、これで構いません。
ですが、ケガをした当初は、心も体もパニックになっているので、自分でも重いのか軽いのか判断出来ないことが多いことでしょう。
 そういったときは、まずは当院へとご連絡ください。
 靭帯の損傷、骨折の疑いがあるかどうか判断致します。
捻挫の治療期間はどれくらい?
捻挫の深刻度にもよるので、ケガの具合によって治るスピードも違います。
 完全に痛みが消えるまででしたら二週間~一か月半ほどかかるとみてください。
足首のねんざの場合、治療期間中は、足首が動かないように固定を施していた抱きたいです。
 こうすることで、治るスピードにも大きくかかわってきます。
当初の痛みはないものの、捻挫をしてから一週間ほどでスポーツを再開するとスポーツをするうえで変な癖がついたり、他の筋肉や関節に負担になることがあります。
 痛みが消えてから運動再開することが何より大切ということを念頭に入れておいてください。
捻挫で一番怖いのは「慢心」
捻挫は最初の痛みは骨折級に感じることもあります。
 ですが、そこから少し慣れてくると、そこからの安心感からか、日常の生活にすぐに戻ろうとする人が多いです。
 捻挫で一番怖いことは、慢心です。
完全に直すことを目標にしていきましょう。
 早く自分の日常生活を取り戻したいという焦りから、リスタートを切る人が少なくありませんが、捻挫ポイントが治ったとしても、思いがけない癖や負担が隠れている可能性があるので、完治すること、慎重になることを知っておきましょう。
③同じようなケガをしないためにしってほしいこと。
捻挫は、手足の関節に無理な力が加わった時になってしまうケガです。
 事前に防ぐことのできたケガもあれば、仕方ないケガもあるのがスポーツの世界です。
 スポーツを長く続ける人にとっては、事前に防ぐことのできるケガをなるべく減らす必要があります。
どういった対策があるのか見ていきましょう
スポーツ前にしてほしいウォーミングアップ
身体をいきなり動かすと、自分自身は出来ていても、身体がついていかないことはよくあります。
 バランスを崩したり、疲れやすくなってしまうので、事前に準備体操、ジョギングなどをスポーツ前に入れておくようにしてください。そうすることで、普段運動している時、無理な動きをせずにできる回数が増えるはずです。
 準備運動の大切さを知っておきましょう。
サポーターやテーピングは持っていますか?
スポーツで痛めた個所、捻挫した箇所をテーピングしておきましょう。
 あらかじめケガしやすいポイントを保護することで、大事には至らなかったことがあるはず。
 持っていない人は揃えるようにしてください。
まとめ
スポーツをやる人にとっては、いつどんな時にケガをするのか分からないはずです。
 対人スポーツでは、相手の裏をかいたりかかれたりするものなので、思いがけない行動を取ってしまうことも日常茶飯事と感じる人も多いことでしょう。
それを踏まえたうえで、準備運動や、痛めやすいポイントをテーピングするようにしてください。
 スポーツをする人にとっては、一回一回が大事な瞬間なため、ケガをする前にやるべきことはやっておきましょう。
 痛みが止まらなかったり、ケガの後にパニックにならないためにも、浦和近辺にいる方はいつでも当院へお申し付けください。
針治療を中心に、完治に向けてアドバイスいたします。






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