皆さんこんな経験はないでしょうか?
つらい症状があって病院に行って検査してもらったら
特に異常がなかったので何もしてもらえなく、渋々家に帰ってきたということ。
西洋医学では検査して数値に問題がなければ健康と判断されてしまいます。
それが本人はいろいろと苦痛を訴えても結果は同じで、
中には精神的なものだと判断され、心療内科に回される人も多いようです。
しかし、漢方薬を処方する上では検査に異常がない場合でもその苦痛に応じた治療が可能です。
《冷え症とは?》
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冷え症というのは西洋医学の教科書には病名として乗っていません!
それはこの症状が生命に対する危険性がないと判断され、
患部の保温、手をスリスリするなどの一時的な対策で緩和されますし、
本当の原因というのはまだ分かっていないというのが現実で、
原因がわからないものには対処の仕様がないというのが今の西洋医学の実態です。
しかし、辛い症状があるんだからそれを
「どうにか良くしたい!」というのが皆さんの願いではないでしょうか?
漢方薬ではその願いを叶えることができます!
東洋医学では「冷え症」と「冷え性」は意味が違います。
簡単に説明すると
「冷え性」は冷え体質という意味で
「冷え症」は外部環境からの寒冷刺激による急激な温度変化(冷房や真冬の外)
冷える飲食物を取りすぎた結果症状として現れるものを言います。
なのでここで取り上げている冷え症はこっちの「冷え性」が正解です。
※現代医学では「冷え性」とはあまり書かないのでここでは
「冷え症」で統一します。
《冷えはすべての病気のベースになる》
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冷え症というと、多くの女性が悩んでいることと思いますが、
最近では男性も冷え症になる方が多いようです。
一部のデータによると「冷え症」としての自覚がある人は6割以上で
「隠れ冷え症」も入れると9割以上が冷え症と判断されるようです。
※ちなみに私も冷え症でした、、、
冷え症は夏でも冬でも手足が冷たく、指先の血流も悪くなり、感覚も鈍くなります。
私の治療院にもよく来られるんですが、
突然足の裏、特に足の指の中指と薬指が痺れる「モートン病」という病気にも
この冷え症などによる血流障害が絡んでいると私は考えています。
ただ、冷え症とは手先、足先だけの問題ではないのです!
冷え症が本当に深刻な理由は
女性の慢性疾患や慢性症状に必ずと言っていいほど冷え症が絡んでいるからです。
《冷え症を放っておくと大変なことになる》
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具体的にどんな病気になるか、代表的な5つの病気だけ紹介しますね。
①便秘
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女性に多い症状ですよね。
冷えにより、身体の機能も低下し排便能力が低下し、
慢性的な便秘になります。
便秘!?
大した病気じゃないじゃん!
と、思われる方もいるかもしれませんが、
便秘で苦しんでいる方はたくさんいらっしゃいます。
便秘からくる病気もたくさんあるので
冷え症を改善させて、それによって便秘も改善されたら
ものすごい数の人が幸せになれると私は思っています。
②膀胱炎
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これも女性に多い疾患として有名ですよね。
膀胱炎は細菌に感染して起こる病気で
特に8割以上が大腸菌の感染の感染によって起こる病気だと言われています。
しかし、膀胱内が高い温度(36~38℃)に保たれていれば細菌は繁殖することが難しいです。
ただ、冷え症や低体温症のため、膀胱内の温度が低くなると最近が繁殖しやすい環境になるため
膀胱炎になりやすいと言われています。
③アレルギー疾患
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まだ、今の段階では確実にこれ!という原因は出ていないようですが、
冷え症などによって常に体温が低くなり、免疫力が低下して起こる可能性が極めて高いと言われています。
実際にアレルギー疾患をもつ患者さんは
冷え症で悩んでいることも多々あるようです。
やはり深い関係があると言っていいでしょう。
④子宮内膜症、子宮筋腫、不妊症
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やはり、これらの疾患も女性特有のものですがまだ確かな原因というのはわかっていませんが、
子宮内外の血流障害が関わっています。
血流障害になる原因は動脈硬化、血液の粘着度が高くなるため、
などたくさんありますが、やはり
それらによって冷え症が併発したり、
元々、冷え症があってその上に動脈硬化などが重なったことによって、
子宮内膜症、子宮筋腫などになりやすいと言われています。
そして、その結果妊娠しずらい体になり、
☑不妊症に悩まされる方が急増しているのです。
⑤ガン
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今や2人に1人はなると言われているガンですが、
冷え症の人の体の環境は
ガンにとって居心地のよい環境なのです。
ガンは熱に弱い特性を持っていて
ガンを撃退するにはガンが住みにくい環境にしなくてはならないのに
冷え症では難しいですよね。
冷え症の人はガンに付き人をなんにもつけて接待してあげているような感じです。
そんな環境ではガンはいつまでも撃退することはできないですし、
仲間をたくさん連れてきてしまいます。
こうなる前にあなたの冷え症を改善させてください。
※何度もいいますが「冷え症は万病の元」です。
今回紹介したものは特に冷え症が原因となっていることが多いために紹介しただけです。
冷え症を改善すれば今、患っている病もしくは、
これからかかる可能性が高い病の予防にもなるんです!
さらに今までの日常生活で冷え症があるがために困っていたことってありますよね?
冷えすぎてすぐに寝付けなかったり、ぐっすりと夜眠れなかったり、
夏は暑いのに末端が冷えやすいがために長袖を着なくては行けなかったりと、、、
冷え症が改善されればそんな日常生活の苦労はもちろん、
病気が治ったり、病気になりにくい体にしてくれるんです!
⇩ 詳しくはこちら ⇩
☑ガンを撲滅させる『食事治療・栄養療法』の9つのポイント
《漢方薬が冷え症を改善するのに最適な理由》
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それなのに西洋医学ではまだ「冷え症」を治す薬は存在しません。
それに対して漢方薬では「冷え症」に対する薬がいくつもあります。
いくつもあるというのは同じ病名の「冷え症」でも
一人一人持っている本質、症状が微妙に違うのでそれに合わせて漢方薬を処方していくんです。
東洋医学では「冷え症」は体を温める力が弱くなっていたり、
冷やす力が強くなりすぎたりするために発症すると考えています。
その能力を根本的に治してあげることによって体質を改善することができるのです。
それに冷え症体質が改善すれば、それに伴って発症していた症状も軽減したり、改善していきます。
まさにこういう症状こそ、漢方薬が得意とするものなんです。
もっと詳しく知りたい方はこちら⇩
☑冷え症に良く効くオススメ漢方薬 体質別10選!!
《冷え症に対する7つの改善法》
①ぬるめのお風呂に15分
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ぬるめのお風呂にゆっくり入ることによって身体の真まで暖かくなり、
自律神経も整いますし、リラックス効果もあるのでオススメです。
②首がつくところはしっかりガード!
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首がつくところというのは手首、足首、首ですね。
首と名のつくところは表面に血管が出てきているので冷えやすくなっています。
逆に首すべてを温めることによって血管を通して全身が温まっていきます。
③体を締め付けるものを身につけない
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これはやはり女性に多い下着とストッキングですね。
特にブラジャーは上半身の血流を悪くします。
ストッキングも今、流行りの
履いて寝るだけでむくみと疲れを改善してくれる長い靴下のようなもの?ストッキング?が
ありますが、あれも一時的な改善にしかなりません。
それに履き続けることによって下半身の筋肉は衰え、
あれがないと眠れないようになってしまいます。
特に疲れた日などに履くのはいいですが毎日履いて寝るのは避けましょう!
④下着は綿か少し贅沢な絹を!
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綿は肌触りが良く、履いていて涼しい。
吸水性に優れていて、熱にも強く丈夫です。
絹は肌触りが良く風合が良いですね。
さらに保温性・保湿性・発散性に優れているので
少し贅沢をしてもいいな〜って人には絹がオススメです。
⑤適度な運動は毎日しましょう!
![cycling-655565_640](https://i0.wp.com/shinkyu-wonder.co.jp/wp-content/uploads/2016/12/cycling-655565_640.jpg?resize=640%2C457)
やはり現代人は運動が足りないですね。
激しい運動じゃなくいいので
軽い全身を動かす運動、有酸素運動を続けていると冷え症は軽減されていきます。
毎日外に行くのが億劫な人は毎日全身のストレッチをして、
休みの日に軽く身体を動かすのでもいいと思います。
⑥お腹も冷える人には毛糸の腹巻きは必須アイテム!
![wool-1313994_640](https://i0.wp.com/shinkyu-wonder.co.jp/wp-content/uploads/2016/12/wool-1313994_640.jpg?resize=640%2C440)
最近では可愛い腹巻きもいろんなところで売っているので
自分の好きな毛糸の腹巻きを2個ぐらいもって自宅用と仕事場ように置いて置くといいかも知れませんね。
⑦冷え症に大敵な食べ物
![glasses-of-champagne-1334283_640](https://i0.wp.com/shinkyu-wonder.co.jp/wp-content/uploads/2016/12/glasses-of-champagne-1334283_640.jpg?resize=640%2C399)
1. 甘いもの
2. 冷たいもの
3. 生物
4. 冷たい飲み物
5. コーヒー、緑茶、砂糖を入れた飲み物
6.夏野菜
これらは身体を冷やす作用があるので普段からとるのはなるべくは控えましょう!
女性に多いようですが、健康を目的に野菜をいっぱいとっていると思いますが、
夏野菜は基本に身体を冷やす作用が強いので
野菜をいっぱい食べたいのであれば冬が旬の野菜ですね。
※ただ、夏に夏野菜を食べるのが悪いわけではありません。
冷えた状態の人が追い打ちをかけるように身体を冷やしすぎるのは良くないと言いたいだけです。
適度に食べる分には問題ありません。
これらのことを守るだけでも凄く冷え症対策にはなっていきます。
⇩ 詳しくはこちら ⇩
☑ガンを撲滅させる『食事治療・栄養療法』の9つのポイント
ただ、長年の冷え症で根っこが根深い人、症状がひどい人には
これだけで改善できないかもしれませんのでそんな人には漢方薬が最適です。
《冷え症を改善する主な漢方薬》
・温経湯
・桃核承気湯
・当帰芍薬散
・四逆散
⇩ 詳しくはこちら ⇩
☑冷え症によく効くオススメ漢方薬、体質別10選!!
![](https://i0.wp.com/shinkyu-wonder.co.jp/wp-content/uploads/2016/12/b44842abf88fb998727bc94141467c65.png?resize=1280%2C720)