漢方

医師もその効果に驚く!鍼灸って何?漢方薬とは?そんなあなたは損しているかも…

鍼灸って知ってますか?

最近では芸能人やモデルさんが多く美容鍼灸を受けていて、
施術中の写真などをInstagramやTwitter、Facebookなどにあげて
話題になっているので知っている方も増えてきているとは思いますが、

「鍼灸って何をされるのか分からない。」
「鍼って痛くないの?」

という声が聞こえてきそうなので医師も認める鍼灸治療について
現役鍼灸師の私がこの場を借りて説明させていただきたいと思います。

・鍼灸とは?

鍼灸治療は昔から広く行われていた治療法で江戸時代までは
漢方と導引(今で言う本格的なマッサージ。2980円とかでやっているものとは全く違います)、
鍼灸治療であらゆる病気を治していました。

根底にあるのは東洋医学的な考えで、身体のバランスを整え、
本来持っている自然治癒力を最大限に引き出す治療法です。

それに薬や放射線、手術などは一切行わないため、人の身体にやさしく、副作用も少ないため、

最近では医師、歯科医師、獣医師の方も
鍼灸治療、漢方薬を勉強して普段の診療に取り入れている方が増えています。

※日本漢方生薬製剤協会の調査によると開業医の漢方使用率は8割以上!
1割ちょっとしか使わない人はいない。

さらには鍼灸、漢方薬に魅力されて、今までの西洋医学での診療を辞め、
東洋医学的な考えの元、漢方と鍼灸治療のみに転向する人も医師もいるようです。

・ではなぜ鍼灸治療は昔ほど皆に知られていないの?

鍼灸治療は日本に渡来してから明治時代の初期まで長い間、
漢方薬と共に医学の主流として多くの人々に親しまれ活用されてきました。

ただ、幕末にオランダ医学(西洋医学)が伝来したことをきっかけに次第に衰退していきました。

・なぜいきなりきたオランダ医学(西洋医学)が主流になったの?

それに大きく関わっているのが欧米化政策と戦争です。

欧米で大きく発展していたオランダ医学(西洋医学)は日本にとって驚愕でした。

※皆さんも隣の人が珍しいことをやっていて食べていれば気になりますよね?

隣の芝生は青く見えるとはよく言ったものですよね〜。
さらに結果が出ていれば尚更ですね。

日本も出遅れまいと率先して欧米諸国のまねごとをし始めたんですね。

その一つが西洋医学を主流にすることだったんですね。

食事の欧米化もこの頃を境に少しずつ増えていきました。
ただ、外国の食材を早く、安く手に入れることができなかったため、
爆発的に欧米化の食事に変わっていったのはつい数十年前ですが。

もう一つの大きな理由としては外傷に対して凄く評価されたことです。

東洋医学は内因性の病気にはめっぽう強かったのですが、
外因性(外傷)に対しては西洋医学の外科の方がはるかに役にたったことがもう一つの大きな理由です。

その頃はパソコンなどはなかったため、仕事中に怪我をすることは多々ありますし、
戦争で怪我をした人を診る時も大いに役にたったんだと思います。

・鍼灸と漢方薬の特徴って?

鍼灸や漢方薬は東洋医学医学の中の一つの治療方法で

腕の脈を診る…脈診
お腹を診る …腹診
舌を診る …舌診

などで身体の状態を把握し、崩れてしまっている身体のバランスを
鍼やお灸、漢方薬を使って整え、自然治癒力、免疫力を最大限引き出す治療法です。

その鍼灸の施術は国家資格を持った鍼灸師や医師しか行うことが出来ず、
漢方薬を使った治療法は国家資格を持った薬剤師と医師のみ行うことが出来ます。
最近では登録販売者という資格が出来、販売することができるようになりました。

※登録販売者は薬剤師の資格制度が4年から6年になった時に人出不足を抑制させるために出来た資格です。
なので国家資格ではありませんが、薬の知識はしっかりあります。
1番大きな違いは調合を行えないことですね。

なんとなく調子は悪いけど、病院に行っても悪いところは見つからない
という病気とは診断されない一歩手前の『未病』と呼ばれる状態に
凄くいい治療法で女性の原因不明の生理痛、冷え症、便秘、頭痛、肩こり、不妊症などに
鍼灸と漢方はものすごく効果的だと言えます。

・実際、鍼の効果ってどうなの?

WHO(世界保健機関)によってこれらの鍼灸治療の効果は認められています。

【神経疾患】

神経痛・神経麻痺・県連・脳卒中・自律神経失調症・頭痛・
めまい・不眠症・神経症・ノイローゼ・ヒステリー

【運動器疾患】

関節炎・リウマチ。頸肩腕症候群・頸椎捻挫・五十肩・腱鞘炎
腰痛・外傷の後遺症

【循環器疾患】

心臓神経症・動脈硬化・高血圧・低血圧・動悸・息切れ

【消化器疾患】

胃腸炎・消化不良・下痢・便秘・胆嚢炎・肝臓機能疾患
肝炎・胃十二指腸潰瘍・痔

【代謝、内分泌疾患】

バセドウ病・糖尿病・痛風・脚気・貧血

【生殖・泌尿器毛系疾患】

膀胱炎・尿道炎・性機能障害・尿閉・腎炎・前立腺肥大・陰萎

【婦人科疾患】

更年期疾患・乳腺炎・生理痛・月経不順・冷え症・血の道症・不妊症

【耳鼻咽喉科系疾患】

中耳炎・耳鳴り・メニエール病・鼻血・蓄膿症・咽頭痛・扁桃炎

【眼科系疾患】

眼精疲労・仮性近視・結膜炎・疲れ目・かすみ目・ものもらい

【小児疾患】

小児神経症(夜泣き・疳の虫・消化不良・偏食・食欲不振・不眠)・小児喘息・アレルギー
虚弱体質

・鍼って痛くないの?

「なんか鍼って怖いな〜」
「鍼って痛そう〜」

って言う話を良く耳にしますが皆さんは髪の毛の先をチクチクさせて痛いと感じたことってありますか?

実は最近の鍼灸治療で使う鍼って髪の毛の太さとほとんど変わらないんですよ!!

実際には髪と鍼とでは材質が違うので髪の毛ほど柔らかくはないですが
太さはほとんど同じで痛みは殆ど感じません。

注射針とは比べものにならないくらい細いんですよ。

それに蚊に刺された時って「痛っ!」
ってなる人って殆どいないですよね?

いや、痛いって感じる人いないですよね?

その蚊の針の構造と似ていて、
今後バイオミメティクス(生物模倣)により
蚊の針の構造を真似た鍼を作ろうとしているようです。
そんな鍼ができたら刺したことも感じないかもしれませんね。

※バイオミメティクスとは生物から学ぶ先端記述のことで
オナモミの実からマジックテープを考えついたり、
最近では、ヨーグルトの蓋にヨーグルトがつかなくなったものを見かけるようになりましたね。

それは蓮の葉の構造を真似て作られたからですね。

蓋の裏についたヨーグルトを舌で舐めるのが好きな人には少し残念な出来事かもしれませんね。

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ワンダー鍼灸・整骨院・漢方薬店
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