⑤『足底筋膜炎』の治療
最近ランナーが増えていますよね?
健康のために始めたランニングが足の裏への衝撃を繰り返し、ダメージが蓄積していきます。
そのために『足底筋膜炎』を起こす人が多くなっています。
ただし、『足の裏の痛み』を訴える人の中には、
あまり運動をしていない人もいます。
足底筋膜炎(足の裏の痛み)』の多くが、
測定の踵のちょっと前に痛みを感じることが多いのですが、
酷くなってくると歩くたびに痛が出てきて歩くことすら困難になってきます。
そんな人が多いのも事実です。
なので今回は、『足底筋膜炎(足の裏の痛み)』の原因・治療法を紹介していきます。
『足底筋膜炎(足の裏の痛み)』の治療のポイント
『足底筋膜炎』に対する治療方針の決定の際に重要なのが
「その方の体質となぜ『足底筋膜炎』になってしまったか(原因)」です。
なぜ『足底筋膜炎』になったのか?
原因をはっきりさせ、治療に当たることによって
根本的な治療になり、
再発率も減らすことができるんです!!
それにプラスして何をしている時・した後に状態が
よくなるか、悪くなるか(増悪因子)などを聞いて
治療のヒントにしていきます。例えば、お風呂に入った後に状態が良くなれば
温める・巡りを良くする治療をしていきます。雨の日に悪化するようであれば
湿気の問題・気圧の問題を頭に入れて
治療していきます。
『足底筋膜炎』治療の具体的な流れ
⑴『足底筋膜炎』の原因を突き止める
②・③で得た情報を元に『足底筋膜炎』原因を突き止めていきます。
『足底筋膜炎(足の裏の痛み)』を訴える人の多くが、
足の裏に原因があります。
- 足の裏にある3本のアーチの乱れ
- 指についている腱が引っ張りすぎている
- 外反母趾がある
- 内反小趾である
- 扁平足
主な原因がこの5つです。
同じランニングをしている人でも、
『足底筋膜炎(足の裏の痛み)』を訴える人と、
そうでない人の違いの多くがこの5つに当てはまります。
しかし、そうでないものも多々あるというのも事実です。
ふくらはぎの筋肉の柔軟性の低下によって
足の裏についている『足底筋』の筋肉が異常緊張してしまい、
『足底筋膜炎(足の裏の痛み)』を引き起こしたりもします。
もちろん、股関節や骨盤などの歪みがあれば、
足底筋膜炎(足の裏の痛み)』の発生につながります。
⑵『足底筋膜炎』の原因に従って治療方針を決めていく
⑴『足底筋膜炎』の原因によって治療方針を決めていき、
さらに患者さんに合わせた最適な治療法を選んでいきます。
例えば、
ふくらはぎの異常緊張によって『足底筋膜炎(足の裏の痛み)』を発生させているのであれば、
その緊張状態を緩和させ、その異常緊張を発生させている原因を突き止め、
その部位も治療することによって
局所的な痛みの治療を行うと共に根本的な治療も行なっていきます。
⑶実際に治療を行う
浦和にある『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』で
実際に行なっている
『足底筋膜炎』に対する主な治療法を紹介します。
1.整体・マッサージ
『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』の
『足底筋膜炎』に対する整体・マッサージは
ふくらはぎの筋肉を緩め、
その前側についている指の筋肉を引っ張っている
伸筋群も治療対象で筋肉の柔軟性を高めていきます。
さらに股関節から指の足先までの異常緊張を確認し、
それらを取り除いた後で一つ一つの関節の状態を見ていき、
関節の調整を行なっていきます。
『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』では
30年培ってきた経験と知識を元に
中国の『推拿』
日本の『指圧』
アメリカの『マッサージ』を融合したオリジナルのマッサージ・指圧を駆使して
普通では届かない深層の筋肉や筋膜も緩めていきます!そして緩めた後に患者さんの体の状態を診て
歪みを調整していきます。
2.鍼灸治療
浦和にある『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』の
『足底筋膜炎』に対する鍼灸治療は、
マッサージでは届きにくい層の筋肉を緩めるために使ったり、
長い間硬くなっていた筋肉を一気に緩ませ、痛みを取り除くためによく使います。
さらに鍼灸治療にはとても高い即効性があるため、
どうしても行かなくてはいけない大会や旅行の前日や
すぐにでも痛みを取り除いて欲しい時にも多く用いられます。
脈やお腹、舌などを見て、
患者さんの全身の状態を的確に判断し、
ツボを選び、少数の鍼を使って患者さん一人一人に合わせた
オーダーメイドの治療していきます。
足底筋膜炎(足の裏の痛み)』の予防法
引用:Richbone
『足底筋膜炎(足の裏の痛み)』を予防するための運動法に、
タオルギャザーという方法があります。
タオルを足の指先だけの力でたぐり寄せると単純な運動法なのですが、
足の裏のアーチが低下していたり、
筋肉の低下が顕著な人には少し辛い運動になりますが、
それを毎日続けることによって再発防止と、
運動能力の向上にもつながります。