⑤『シンスプリント』の治療
走り過ぎやジャンプのしすぎによって『シンスプリント(すねの内側の痛み)』を発生しやすくします。
特に多いのが、中学生や高校生のクラブや部活動での疲労の蓄積が原因となります。
さらにこの時期、1年性は走り込みが多かったり、
2、3年生はレギュラー争いや大事な大会の間近で練習に一層気合が入っているはずです。
そんな時に怪我をして練習ができなくなって
「最後の大会に出られない!」
そんな悔いの残るようなことはしたくないですよね?
であれば、しっかりとした治療と休養が重要になっていきます。
『シンスプリント』とは?
『シンスプリント』とは、
『過労性骨膜炎』や『脛骨疲労性骨膜炎』と呼ばれていて、
名前の通り、疲労の蓄積や過度なストレスによって骨膜が炎症を起こすことによってなります。
一度なってしまうと簡単には痛みは引きません!!
しかもそのまま練習を続けていれば歩くたびに激痛が走り
ひどいと『疲労骨折』になってしまうとても大変な怪我なのです。
『疲労骨折』とは骨にヒビが入ってしまい松葉杖を余儀無くされます。
『シンスプリント』の治療のポイント
『シンスプリント』に対する治療方針の決定の際に重要なのが
「その方の体質となぜ『シンスプリント』になってしまったか(原因)」です。
なぜ『シンスプリント』になったのか?
原因をはっきりさせ、治療に当たることによって
根本的な治療になり、
再発率も減らすことができるんです!!
それにプラスして何をしている時・した後に状態が
よくなるか、悪くなるか(増悪因子)などを聞いて
治療のヒントにしていきます。例えば、お風呂に入った後に状態が良くなれば
温める・巡りを良くする治療をしていきます。雨の日に悪化するようであれば
湿気の問題・気圧の問題を頭に入れて
治療していきます。
『シンスプリント』は、
早期治療・早期休養が重要になってきます。
『シンスプリント』治療の具体的な流れ
⑴『シンスプリント』の原因を突き止める
②・③で得た情報を元に『シンスプリント』原因を突き止めていきます。
中学生や高校生の怪我で多いのが『腰痛』ですが、
その『腰痛』に次いで多いのが『膝痛』です。
理由は体が出来上がっていない時に自分の体をうまくコントロールできずに
スポーツを続けることによって『腰痛』や『膝痛』などを発生させるのです。
『シンスプリント』に関係する筋肉
- ヒラメ筋
- 腓腹筋
- 長趾伸筋
- 長趾屈筋
- 後脛骨筋
これらの筋肉の疲労やストレスによって『シンスプリント』を
起こすので、そお原因となる筋肉を探して治療していきます。
⑵『シンスプリント』の原因に従って治療方針を決めていく
⑴『シンスプリント』の原因によって治療方針を決めていき、
さらに患者さんに合わせた最適な治療法を選んでいきます。
まず、最適な『シンスプリント』の治療法を提案させていただきます。
⑶実際に治療を行う
『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』で
実際に行なっている
『シンスプリント』に対する主な治療法を紹介します。
1.整体・マッサージ
浦和にある『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』の
『シンスプリント』に対する整体・マッサージは
先ほどもお話ししたように
『シンスプリント』に関係する筋肉
- ヒラメ筋
- 腓腹筋
- 長趾伸筋
- 長趾屈筋
- 後脛骨筋
これらを中心にマッサージをしつつ鍼を中心に治療していきます。
『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』では
30年培ってきた経験と知識を元に
中国の『推拿』
日本の『指圧』
アメリカの『マッサージ』を融合したオリジナルのマッサージ・指圧を駆使して
普通では届かない深層の筋肉や筋膜も緩めていきます!そして緩めた後に患者さんの体の状態を診て
歪みを調整していきます。
2.鍼灸治療
浦和にある『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』の
『シンスプリント』に対する鍼灸治療は
筋肉の使いすぎで骨膜の炎症を起こしているので、
筋肉を緩めつつ、骨膜の炎症を問えるような治療をしていきます。
鍼治療で『シンスプリント』は、
1回の治療でほとんどの痛みが取れることもありますし、
3回ほどの治療でかなり改善します。
しかし、練習はその間休んでいないとすぐに戻ってしまうので、
そこだけは辛抱してもらっています。
脈やお腹、舌などを見て、
患者さんの全身の状態を的確に判断し、
ツボを選び、少数の鍼を使って患者さん一人一人に合わせた
オーダーメイドの治療していきます。