気になっても周りになかなか言い出しづらい『便秘』についてお話します。
現代を生きる私たちの中でかなり多くの方々が便秘を経験されたことがあるのではないでしょうか?
ですが、便秘が一体何によって引き起こされているのか、理解されている方は少ないことでしょう。
そこで便秘の仕組み、自分たちの行うモルフォセラピーを用いての便秘の改善方法の内容などをまとめました。
便秘とは、どのような状態のこと?
・排便の量が少ない
・便を出した後もお腹の中に便が残っているような気がする
・便が硬い
・便意を感じず、数日間便が出ないことがある
以上のような症状は便秘と言えます。
主に、便と呼ばれるものは大腸にて作られるのです。
食べたものが胃でドロドロになり、栄養素のほとんどは小腸で吸収されます。
吸収した後にようやく大腸が働き、胃や小腸から大腸に来た食べかすの水分を吸収します。
水分を吸収し、固まりやすくした後便として排出します。
大腸では蠕動(ぜんどう)運動という大腸が強く縮んだり、緩くなることで物質を前に前に送り出すような動きを繰り返し行うことで、便を硬めながら排出していきます。
上記の様に便を作り出す場所も、便の最終的な通り道になるのも大腸です。
大腸の機能が低下していると、水分を吸収しきれず便が水っぽくなったり、
便を送り出す為の蠕動運動が不十分になることによって、便が出なくなることが考えられます。
便秘が起こってしまう原因
現代人の多くが便秘というものを経験していますが、いったいなぜでしょうか。
日々の生活を紐解いていきましょう。
現代人は、よく働く人が多いため、決まった姿勢を繰り返している人が多いです。
立ち仕事、デスクワーク、どれも同じ姿勢のまま続けていると、体の筋肉も決まった箇所しか動かさなくなります。
これではいけないと思い、ジムや筋トレを自主的に心がけようとするのですが、仕事が忙しかった分家に帰る寝てしまうだけという意図も多く見受けられます。
これでは、せっかく運動しようと思っていても、なかなか出来ないです。
それに仕事の忙しさも以前と変わらぬままです。
生活リズムが壊れてしまう過程で、ストレスの負荷がかかり、排泄するルーティーンが崩れてしまうことこそが、便秘を促してしまうということなのです。
以下箇条書きで三点まとめておきます。
・日々で感じる多大なストレスによって、腸が刺激を繰り返されてしまい、痙攣をおこしてしまう事により機能が上手く働かずに起こる便秘
・なかなか運動時間を作れず、デスクワークがメインでお腹に圧迫がかかることによる便秘
・朝はなかなか時間が取れず、排便する場所によっては我慢してしまう事が多いために排便のリズムが崩れることによって起こる便秘
便秘にならないために鍼灸整骨院の私からのご提案
私はよく、体の内側から変えることを治療してくださった方にご提案しております。
食事面を一つ一つ見直していきましょう。
人間はストレスがたまってしまうと、どうしても偏食になりがち。
お肉を多く食べてしまったり、偏食になってしまってりしてしまいます。
そうならないために、便を刺激する食べ物を摂取してみてはいかがでしょうか。
覚えてほしいキーワードとしては、便秘には『食物繊維』です。
二つの食物繊維を解説
その食物繊維には二種類存在します。
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維です。
不溶性食物繊維都は、穀物や盗塁、きのこ等に多く含まれており、これは便を刺激させて排便の良を増加させる働きがあるのです。
こうすることで、腸内環境も大幅に良くなりますし、お腹にお肉がついていないけどポッコリしてしまう人は、便秘が改善されることで、スリムなお腹に近づきます。
続いては、水溶性食物繊維です。階層やこんにゃく、麦などに含まれています。
水に溶ける食物繊維であるため、便を柔らかくし、排出を促さす効果があります。
不溶性食物繊維だけでは、便が固くなるため、肛門を傷つけてしまう恐れが出てしまいます。
そのため、水溶性食物繊維を摂取することで、便をある程度柔らかくすることができるので、排泄への負担を減らすことができるのです。
どちらも過剰摂取してしまっては、肛門を傷つけてしまうので、
両方をバランスよく取る食事を一度試してみてください。
まとめ
ストレスの多い現代社会において、どうしても便秘になりがちなのは仕方ないことです。
そのうえで、どう対策するかによって個人差が出てきます。
食生活を変えたほうがいいといっても、普段料理しない人からしたら苦痛ですし、正直自分としてもいいアドバイスとは言えません。
そのため、買ってすぐ食べることができるという意味では
キムチや納豆、ヨーグルトから始めてみてはいかがでしょうか。
その中でもヨーグルトは直接腸に好影響をもたらすことができるので、一番おススメの便秘対策とも言えます。
多感な時期で、お通じに問題が起こり始めると言われている18歳~21歳の女子学生のヨーグルト摂取前と摂取後のデータも載せておきます。
食生活を変えてもお通じに変化がなかったり、ストレスをどうしても感じてしまう環境下の方は、ヒアリングの必要もありますので、お近くの方は是非とも当院までお問い合わせください。