目次
⑤自律神経失調症の治療
『自律神経失調症』に対しての西洋医学での治療法
『自律神経失調症』に対する西洋医学での治療法は主に
薬物療法が主で、睡眠薬・抗うつ薬
・自律神経調整薬・β遮断薬を使うことが多い。
抗うつ薬は
不安や緊張の低下、興奮の鎮静、抗パニック作用などの効果がある。
ベンゾジアゼピン系の抗不安剤は
鎮静作用、筋弛緩作用があり、筋肉の緊張や疲労、
首肩こり、頭痛、頭重感などの改善を促す。
睡眠薬は
超短時間・短時間・中時間型・長時間型があり、
不眠のタイプによって使い分けられる。
抗うつ薬は
うつ状態を伴う『自律神経失調症』に使われる。
自律神経失調症治療の具体的な流れ
⑴自律神経失調症の原因を突き止める
②・③で得た情報を元に『自律神経失調症』の原因を突き止めていきます。
『自律神経失調症』の主な原因は
・生活習慣の乱れ
・過度なストレス
・虚弱体質
・メンタルが弱い
・ホルモンの異常
などがあります。
これを見てわかるように
『自律神経失調症』とは
昨日、今日が原因でなるような病気ではありません。
日々の積み重ねが重要になってきますので
治療経過もゆっくりで明日、明後日にすぐに
よくなるようなものでもありません。
ですので、鍼灸院・漢方薬店(薬局)・病院の先生と
よいコミュニケーションができるかもとても
重要になってくる疾患だと思いますので
鍼灸院・漢方薬店・病院などを探すときは
その先生が
「信頼できる先生なのか?」
「話をしていて楽しいか?」などを基準に
慎重に探して見てください。
※こればっかりは
口コミ・他人の評価になど惑わされず、
自分の心にしっかり聞いて判断しましょう!
そしたらきっと良い治療効果を望めると思います!
⑵自律神経失調症の原因に従って治療方針を決めていく
⑴の原因によって治療方針を決めていき、
さらに患者さんに合わせた最適な治療法を選んでいきます。
まず、最適な治療法を提案させていただきます。
お子さんには
鍼治療より、穏やかな効き目の
整体・マッサージ+漢方薬での治療をお勧めすることが多いです。もちろん、大人の方でも鍼治療が苦手な方にはこの治療法も可能です。
「費用はなるべく抑えたいんですが…」
そんな方もいらっしゃると思います。
そんな方には
整体・マッサージ or 鍼灸治療これであれば一般的なマッサージ屋に行くのと変わらない値段で
本格的な治療を受けることができます。
整体・マッサージで疲れた体を癒し
鍼灸治療で頭痛・めまい・吐き気・
その他の様々な症状を取り除きながら
漢方薬で体の中から体質を改善させていく治療法です。
※具体的には
下記の「整体・鍼灸・漢方薬」での治療の欄で
紹介させていただきます。
『自律神経失調症』は
西洋医学での治療は困難を示しますが、
東洋医学的な診断・治療法であれば
改善していくことが多いんです。
⑶実際に治療を行う
『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』で
実際に行なっている
『自律神経失調症』に対する主な治療法を紹介します。
1.整体・マッサージ
『自律神経失調症』の方は
普通の人以上に日々の日常がとても大変です。
一日一日を生きて終えるだけで
精一杯の方もいらしゃいます。
ですので日々の疲れを癒すためにも
『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』では
マッサージ・整体での治療を組み合わせて行っています。
さらにマッサージには
神経の興奮を抑えてくれたり、
血流の改善や緊張した筋肉をほぐしてくれる効果も
期待できるので
『自律神経失調症』の方には
とっても有効な治療です。
『ワンダー鍼灸整骨院・漢方薬店』では
30年培ってきた経験と知識を元に
中国の『推拿』
日本の『指圧』
アメリカの『マッサージ』を融合したオリジナルのマッサージ・指圧を駆使して
普通では届かない深層の筋肉や筋膜も緩めていきます!そして緩めた後に患者さんの体の状態を診て
歪みを調整していきます。
2.鍼灸治療
『自律神経失調症』では
様々な症状が出てきます。
例えば
頭痛・めまい・頭が重い・疲れやすい
肩が凝りやすい・イライラ・不安になる
やる気が出ない・記憶力の低下など
少し考えただけでこれだけの症状があります。
それにこれだけではありません。
そのような症状を少しでも緩和しながら
自律神経を整えていくときに
鍼灸治療は有効です。
3.漢方薬
『自律神経失調症』はゆっくりゆっくり進行していきます。
そしていつの間にか症状が発症して自覚するのですが
その前にすでに『自律神経失調症』になっていることがほとんどです。
よく言いますが
このような不定愁訴が多い疾患などは
いつから病気になってしまったのか分かりづらいですよね。
このような病気に強いのが東洋医学なんです。
なので『自律神経失調症』には
東洋医学的な診断方法を用いて治療します。
『自律神経失調症』によく用いられる漢方薬は
・柴胡加竜骨牡蛎湯
・桂枝茯苓丸
・加味逍遙散
・苓桂朮甘湯
・四逆散
などがあります。
このような漢方薬を各々の体質に合わせて処方していくんです。
漢方薬は何ヶ月も続けて飲まないと効かないイメージを
持っている方も多いと思いますがそんなことありません!
その人にあったものであれば
早い人なら3日もすれば変化を感じることができます。
ただ、人によって重症度もちがければ
効き目も違いますので、
まず、二週間を目安に様子を見させていただいています。