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ギックリ腰を繰り返す人は要注意！
「ギックリ腰に良くなる人っていませんか？」
その強烈な痛みからギックリ腰は『魔女の一撃』と言われています。
患者さんの中でもギックリ腰になって来院される方はとても多いです。
その中でも特にギックリ腰を繰り返して困っている方が
最近とても多いと感じます。
「なぜ、ちょっとしたことでギックリ腰になってしまうのか？」
今回はそんな話をしたいと思います。
そもそもギックリ腰とはどんな状態なの？
ギックリ腰とは急に腰が痛くなり、動けなくなったりするものを言い、
『急性腰痛』のことを指します。
未だにギックリ腰のような状態になるのわかっていませんが、
腰回りにある神経がなんらかによって圧迫されることによって
急激な痛みが発生すると言われています。
そもそも『ギックリ腰』になる原因はどんなんものが
あげられると思いますか？
ギックリ腰を繰り返す３つの原因とは？
ギックリ腰の原因は主に３つの原因に分けられます。
１つ目は筋肉の疲労
２つ目は骨の歪み
３つ目は心身のストレスです。
１．筋肉の疲労
筋肉の疲労とは長時間同じ姿勢で仕事・運転をしていたり、
普段から運動もせず、筋肉の衰えなどもここに含まれます。
長時間同じ姿勢をとっていると、
筋肉の柔軟性は失われ、筋肉が硬くなってしまいます。
そうすると、筋肉に供給される血液量が減ってしまいますので、
より筋肉の柔軟性は失われ悪循環を助長してしまいます。
さらに最近の人、
特に運動をする習慣がない人は、筋肉の衰えが著しいです。
そうすることによっても筋肉の状態は悪化されます。
２．骨の歪み
骨格の歪みによってもギックリ腰を助長します。
骨格の歪みがある場合は、
そこにくっ付いている筋肉・筋膜も歪み、
より一層余分な力を使わなくてはいけません。
そうすることによって、
もともと、普段から運動しない人にとって、
それは重労働を課せられているのと一緒です。
いや、それ以上かもしれません。
ですので、ギックリ腰が治っても骨格の歪みは
治っていませんのでギックリ腰を繰り返すことになるんです。
３．心身のストレス
心身のストレスは、筋肉の状態のみならず、
内臓からホルモンバランス、自律神経系の状態も
乱れてしまします。
そうすることによってもギックリ腰を起こしやすい状態を
自ら作り出しているんです。
ギックリ腰を放っておくとどうなる？
ギックリ腰は安静にしていれば、ある程度楽になり、
そのまま仕事に復帰してしまう人も多いんではないでしょうか？
ただし、その『ギックリ腰』は一度楽になったものの
身を潜めているだけでいつでもあなたを襲う準備はできているんです！
そしたら、『ギックリ腰』になってしまったらどうすれば
繰り返すことがなくなるんでしょうか？
それは簡単です。
簡単に言いましたが、
それが、なかなかできなくて皆さん困ってるんですよね？
その方法をこれから対処法・治療法と共に紹介していきます。
ギックリ腰の対処法・治療法
これまで『ギックリ腰』に対しての対処法としては、
『絶対安静！』しばらく安静にするのが一般的でしたが、
最近の研究と普段の臨床経験により、
必要以上の安静は、
回復を遅らせてしまうだけでなく、
繰り返し起こる『ギックリ腰』を助長してしまっていることが
わかりました！
ですので、
『ギックリ腰』のオススメの対処法は、
必要以上に安静にするということはせず、
多少体を動かせるようであれば、腰をいきなり動かすのではなく、
肩回し、股関節回しなどを無理のない程度してあげると
回復してくれるのが早いのでオススメします。
※もちろん、痛いのに無理をして動かすということではありません！！
無理にやってしまうと、かえって悪化させることになります。
重度の『ギックリ腰』の場合は、
自分でなんとかしようとしたり、そのまま寝ていれば
楽になるからと考えずに往診をしてくれるところを
先に見つけておきましょう！
鍼灸院などは結構往診での治療を
やっているところも多いと思いますので、
ちょっと探してみてください。
まとめ
今回は『ギックリ腰』の原因と対処法・治療法について
話していきました。
これは、最近の研究・論文・臨床経験を元に
話したものですので、信憑性は高いと思います。
騙されたと思って『軽いギックリ腰』の時にやってみてください！
ぜひ、『ギックリ腰』に踊らされない生活を楽しんでください！
次は☑️【『ギックリ腰』を起こす主な場面と腰痛の４つの対処法（痛みの和らげ方・起き上がり方など）】についてお話しします。
おかげさまで